高品質かつ高耐久なキートップが標準で使えるRazerのテンキーレスキーボード「Razer Huntsman Tournament Edition」をレビュー!
まず初めに
どうもこんにちは!最近キーボード愛が再燃して止まないフィズリッキーです。今回は、初のレビュー挑戦として、ここ最近買ったキーボードを紹介しようと思ったので、有名なRazerが出している「 Huntsman Tournament Edition」をレビューしていきます!
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Razerについて
Razerは、シンガポールやサンフランシスコに拠点を置くゲーミングデバイスメーカーで、今でも定番なゲーミングマウスDeathadderシリーズやゲーミングキーボードのBlackwidowシリーズなどを作っている会社です。今回紹介するHuntsmanシリーズは、Razerのキーボードの中では一番新しく光学式スイッチを採用するシリーズとなります。
Razer Huntsman Eliteとトーナメントエディションの違い
上でも述べましたように、HuntsmanシリーズはRazerのキーボードでは初の光学式スイッチを採用したモデルとなります。Huntsmanシリーズのラインナップは通常の「Huntsman」、上位モデルの「Huntsman Elite」、そして今回紹介する「Huntsman Tournament Edition」の三つに現在は分類されています。その中でも今回は上位モデルのEliteと違いを箇条書きで書きたいと思います。
- フルサイズ(テンキーあり)かテンキーレス(テンキーなし)
- キーキャップが素材(EliteはABS、TEはPBT) →ABSは低コストで加工しやすい素材だが、長く使うとキーがテカる。それに対してPBTは高コストで加工がしにくく、TEのようなダブルショット(二層構造)の場合は金型が二つ必要になる素材。そして、PBTはABSと比べると、表面がザラッ(サラッ)としており質感がいい。
- 物理的なメディアキーがEliteにはあるが、TEはfnキーとのショートカット
- TEはケーブルの取り外しが可能
- キースイッチがEliteはClicy Optical SwitchとLiner Optical Switchの二種類あるが、TEはLiner Optical Switchのみ
開封
開封といっても一度開封しているので再現にはなりますが、見ていきましょう。
まずは外箱です。
表面は非常にスタイリッシュなデザインで、裏面にはスイッチや機能の説明が各言語で書かれています。
中の箱は段ボールでRazerのロゴマークがプリントされています。そして、中には本体、ケーブルに加え、シールやメッセージカードといったゲーミングデバイスに良くついてくるものが入っています。
キーボード本体とケーブルです。コンパクトな見た目がかなりよく感じます。
本体裏面には、Razerの製品に良く書いてある「FOR GAMERS. BY GAMERS.」の文字があり、裏面なのにデザインも素晴らしいです。
ケーブルは、PCとはType Aでキーボード本体とはType Cでの接続となるので上下気にせず使えます。
接続し、Razer SynapseでLEDの設定をスペクトラムサイクリングにした時の画像です。黒いアルミの筐体にLEDが反射してとてもきれいに見えます。また、キートップがPBTなのでABSに比べて、文字の光が少し柔らかい気がします。なので、ど派手に光らせたい人にはマイナスポイントかもしれませんね。
実際の使用感
実際に使ってみると、ゲームでは反応が早い光学式スイッチのおかげで、R6Sのリーンや移動が思った通りにできます。また、文字打ちでは、PBTのキートップが触り心地がいいのと、Cherryの銀軸ほどストロークが浅いわけではないので、ミスタイプが銀軸よりは少なく感じます。下の動画は実際に自分がe-typingでタイピングした時のものです。使ってる感じでは、音はCherryのピンク軸や黒軸ほどしずかではありません。これは、Huntsman TEに限った話ではありませんがキーが浮いたデザインのものはどうしてもキーが埋まっているものよりも音が大きく反射しやすいのです。それと、たまに強くキーを打つと打ち終わったときにバネがカーンとなるような感じの音が聞こえる時がありますので、そういう意味では人を選ぶかもしれませんね。
Razer Huntsman Tournament Edition Linear Optical Switch タイピング音
したがって、コンパクトさやキースイッチやキートップの耐久性を気にする方で普段使いもしたい方やコアゲーマーなんかには非常に相性のいいキーボードだと思います。しかし、クリッキーではないリニア軸だから静かだろうと思い込んで購入すると失敗するかもしれません。