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スタイリッシュでモダンな見た目のLAMY2000(EF)をレビュー!

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はじめに

 どうも、ガジェットだけでなく文具も好きなフィズリッキー(FizzRIcky)🐙 (@Pon_Jako)です。最近考えを紙にアウトプットするようになってきてブログのアイデアをいくつかストックしているのですが、今回から数回にかけて、私がこれはおすすめできるというような万年筆を数本紹介したいと思います。そこで今回は舶来ものにしては豪華すぎず、モダンでスタイリッシュかつリーズナブルな金ペンの「LAMY2000」を紹介したいと思います。

 

まずLAMY2000とは

1966年に登場した、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。バウハウスの影響を受けたデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーの手による秀逸なデザインは、40年以上の時を経た現在でも決して色褪せることなく、ラミーデザインの原点を伝える永遠のロングセラーとなっています。

引用:http://www.lamy.jp/2000.html


外見とインクの吸引について
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▲LAMY2000にキャップを付けた状態です。クリップはステンレス、軸は樹脂になっています。また、全体的にヘアライン加工がなされているため、とても高級感があります。
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▲キャップを外した状態でペン先のほうを拡大した写真です。ステンレスでできた首軸と樹脂の同軸との間に段差はなく、またこのペンはパチッとはめる嵌合式ですが出っ張りが本当に小さな金属の点なので目立たず一体感があります。そして、ペン先は通常使われているものと違いフーデッドニブといわれるペン先なのでボールペンのように小さく見えますが、インクフローは十分です。
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▲自分がLAMY2000で使っているインクです。このインクはLAMYのCrystal InkシリーズのBenitite(ベニトアイト)という鉱石をモチーフにしたインクで、ブルーブラックというよりはブルーグレーに近いインクです(写真は使用感の所で載せます)。それと、このベニトアイトだけ一般用紙で耐水性が高く裏写りしにくいドキュメントプルーフらしいです。また、このペンはインク吸入式なのでペンのお尻を回して中にあるピストンを下げた状態でインクにつけまたお尻を戻すことによってピストンが戻りインクが中に入るという仕組みになっています。      

使用感

 まず書き味ですが、純正ブルーブラック(以下純正BB)とクリスタルインクの両方を使用しましたが、個人的にロディアRでは純正BBの方がヌラヌラかけて、クリスタルインクのほうが渋く感じることもありました。これに関しては、紙の質によっても左右されると思いますので、今後、ほかの用紙でも試したいと思います。

 次に、ペン先のしなりは14金ペン先ですが、露出しているペン先がとても小さいので「ほんのちょっとしなるかな」っていう感じで、普通の万年筆よりもボールペンの感覚に近いです。それと、ペン先の左右の許容度は狭いので傾けて書くとかすれることもあるのでそこは注意すべきだと思いました。

 そして、持ちやすさに関しては、手前から真ん中にかけて膨らみ、ペン先に行くにしたがってしぼんだ形になっており、太さもちょうどよく持っていて安定感があります。このホールド感と嵌合式のおかげで、ボールペンのようにサッと取り出して書くということがしやすく感じます。

まとめ

 以上のことから、見た目も豪華すぎずスタイリッシュで立場や場所を選ばず、ボールペンのようにサッと書くことができ、かつ万年筆特有のヌラヌラが楽しめる万年筆だと思います。また、ほかの万年筆よりもペン先を傾けるとかすれやすいという特徴はありますが、そういったデメリットよりも書きやすさ、見た目、そして手に入れやすさというメリットが上回っており、これから金ペンを使いたいという人やほかの舶来が高く感じる人にはおすすめの逸品です。
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▼「LAMY2000(EF)」ヨドバシドットコム

https://www.yodobashi.com/product/100000001000804028/


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