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Neveのトランスフォーマーを搭載しながらもコスパのいいオーディオインターフェイス!Steinberg UR-RT2をレビュー!

 はじめに

 どうもこんにちは、FizzRicky(@Pon_Jako) です!20代になって、これまでやったことがなかった音楽をしたくなり、今年になってベースやDTMを始めたわけですが、それに併せて購入したオーディオインターフェイスを紹介したいと思います。

 

オーディオインターフェイスとは

 まず初めてオーディオインターフェイスを調べる人は、なんぞやってなりますよね?それについての簡単な答えを示しておきたいと思います。

 

 オーディオインターフェイスとは、パソコンにマイクやシンセサイザーエレキギター・ベースなどの楽器の音を取り入れるための機械であり、また、PCからの音や取り込む音を再生する機能を持つものが今日では一般的です。

  そして、PCとオーディオインターフェイスと楽器のつなぎ方としては以下のようになるのが一般的です。

       

      PC⇔オーディオインターフェイス←楽器

                                                      ↳モニターヘッドホン又はモニタースピーカー

今回買ったUR-RT2とは

 今回買ったオーディオインターフェイスSteinbergのUR-RT2です!この機種は、オーディオインターフェイス界隈では有名なFocusriteを作ったルパート・ニーヴさんが現在所属するRupert Neve Designs社のトランスフォーマーを搭載したものになります。このトランスフォーマーが音質にどんな影響を与えるのかは後にみてみるとしてまずは外観を見ていきましょう。

 

 

 

UR-RT2の外観

 

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UR-RT2の前面

 UR-RT2の前面にはXLRとTRSのコンボジャックが二つあり、その左側には隠れていますがHi-ZボタンがありTRS端子でギターなどを使う際にハイインピーダンスののもでも使用可能になります。また、48vファンタム電源はオンにするとマイク/ライン1と2に電流が流れますがTRS端子には流れませんので、コンデンサーマイクを使いながらも安心してギターやベースが使えますね。

 そして、真ん中にはゲインのつまみが二つとその上にはRNDトランスのオンオフスイッチがあります。

 右側にはヘッドフォンの出力調整用つまみとパソコンへのアウトプットのつまみ、そして、ダイレクトモニター兼パソコンからの音声出力が可能なヘッドフォン端子があります。ちなみにヘッドホンはAKG K712PROをカールケーブルで繋げています。

 

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UR-RT2の背面

  背面には、左から電源ボタンやACアダプタをつなげる端子、USB2.0、ファンタム電源のオンオフスイッチ、MIDIのインアウト、メインアウト(R、L)、ラインインプット(3、4)があります。

使用感や音質

 まず使用感といっても、オーディオインターフェイスが初めてなので、これと言って使いにくいとか使いやすいとかありませんが、強いて言うなればデスクと並行に置くことになるので、こういうタイプのオーディオインターフェイスは置く位置によっては屈んでスイッチがどれかとか見ることになってしまうのでTascam製品などのように少し上向きになってればありがたいのかなと思いました。また、通常のUR22Cなどに比べゲインなどのつまみが小さいので人によっては使いにくいかもしれません。

 使用感について、少し欠点となりえることについて話しましたが、次に音質を見ていきましょう。

  まずヘッドホンアンプとして使った場合の音質ですが、そこまで悪くなく、ノイズはほとんど感じなく、味付けがないTHEモニターといった感じでした。このことから、この製品には、値段からトランス分を差し引いてもそれなりに良いDACが内蔵されていそうです。

次にRNDトランスフォーマーのオンオフの違いでについてです見ていきましょう。そこで、あまり参考になるかはわかりませんが、ツイッターに私が上げたものがありますのでまずはこれを・・・

 

 どうでしょうか?正直自分が下手すぎるのと動画の質が悪くてトランスのオンオフの違いが分かりにくかったです。ですのでYouTube上にあった動画も貼っておきますね。

 

 


UR-RT4  RNDトランスサウンド

 こちらの動画は公式のものですが、オンにした時にすこしはっきり聞こえたのと前に出てくるような感じがしました。このことから、作曲の一部で味付けを変えたりするのに曲のサビだけオンにするとか面白いかもしれません。

まとめ

 以上のことから、私としてはほとんど違いを感じませんでしたが、Neveのトランスが積んであるというのは価格的には珍しいことであり、見た目も他のモデルより高級感があることから所有欲を満たしてくれるミドルクラスだと思いました。また、少し前までオーディオインターフェイスといえばこの価格帯は、Focusrite Clarettくらいしかなく、低価格帯のものがほとんどでしたのである程度売れる製品だと思います。

 したがって、これまで低価格帯のものを使用してきた人やこれから始めたいけど少しいいものが欲しいという人におすすめできるオーディオインターフェイスだと感じました。

 

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