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【サウンドカード】一度デバイスの沼に墜ちた者が実際に使用したおすすめのゲーム向けサウンドカード2選!+α

はじめに

 どうもこんにちは、フィズリッキー(FizzRIcky)🐙 (@Pon_Jako)です!今回はこの前のデバイスおすすめ17選で紹介しなかったサウンドカードをお勧めしようと思うのですが、サウンドやサラウンドの質については、体感として感じ取らないとわからないものなので実際に使ったことがある2種類に限定して紹介したいと思います。また、今現在はサウンドカードは手放してオーディオインターフェイスWindows Sonic for Headphonesでプレイしていますので、それについても話していきたいと思ます。

fizzricky-device.hatenablog.jp

 

 なぜサウンドカードがあるといいのか

 PCゲームのプレイにおいて、サウンドカードの役目は低ノイズとサラウンド環境の提供です。通常オンボードから流れる音には電源などから発生するノイズが乗ってしまうのですが、それをサウンドカードのD/Aコンバーターなどの回路を通すことや電源から物理的に距離を置くことによってノイズを減らし、ゲーム内音声の明瞭性を高めることができます。また、ゲーム向けのサウンドカードには一般的にDolbyDTSなどから提供されているサラウンドを搭載していたりメーカー独自のものを使用している場合もある。そして、そのサラウンドを使用することで本来左右しか認識できないゲーム内の音を疑似的に7.1chにすることによって、どの方向から鳴っているかわかるようになります。そのことによってより有利に試合展開を行うことができます。

 

 だがしかし!今回はメーカー独自のサラウンドを搭載したものとサラウンドを搭載していないものを紹介するぜ!

 

SENNHEISER GSX-1000

 今では、PCゲーム向けサウンドカードの定番中の定番となったモデルで、大手のレビュー記事が数多く掲載されているサウンドカードですが、これの何がすごいのかというと、通常のサラウンドではなく独自のバイノーラルサラウンドを搭載しており、同社のGAME ZERO/ONEとの相性がよく、併用すればレインボーシックスシージなどの音が重要になってくるゲームに関して、足音や銃声がミリ単位でわかるという優れものです。ミリ単位というと大げさに聞こえるかもしれないが、体感としてはそれぐらいに細かく聞こえます。そして、この機種の何気にすごいのが本体にDSPを内蔵しており、バイノーラルサラウンドに必要なリアルタイム処理をハードウェア上で行ってくれるのでPCへの負荷が最小限で済み、ソフトウェアも別途必要ということではないところです。また、プリセットに関しては4つまで登録できるので、過去に私が登録していたように「映画用」、「ゲーム用」、「スピーカー」、「音楽」なんていうのもいいかもしれません。ただ、このサウンドカードは、Windows上でビットレート96hzに設定すると音楽モードなり、曲でなっている音の粒立ちがよくなるのでそちらもぜひ試していただきたく思います。

 

 

BENQ Zowie Vital

 このサウンドカードについて、一つ注意しておきたいことがあります。それは、この機種はサラウンド機能がないんです!なぜないのか言うと、このメーカーは、コアゲーマーやプロゲーマーを主なターゲットにおいており、ゲームに関してはCS:GOというゴリゴリなFPSに特に重点を置いているそうで、また、開発当時の一般的なゲーマー向けサンドカードのサラウンドがあまり発達していなかったため、サラウンドよりもステレオにおける音の品質に重きを置いたようです。そして、このサウンドカードは、SENNHEISERのものと比べるとプリセットが一つしか登録できなくて、劣っているように見えるかもしれませんが、そうではないのです!実は買うべきターゲット層がすこしずれているのです!先ほど紹介したGSX‐1000は配線が後ろ側に集中しています。それに対して、Vitalは後ろと前に分かれているので一直線に置くことができ、またコンパクトでケースが付属しているので、持ち運びができます。もうわかったでしょう!このサウンドカードを買うべきは!オフラインイベントに良く参加する人です!そして、このサウンドカードは高温・中音・低音をそれぞれ増やしたり減らしたりできるので、大会などで足音が聞こえにくく感じた場合でも、その場でイコライザーをいじることができます。また、このサウンドカードはステレオ専用ですが、Windows10にはバーチャルサラウンド機能があるので詳しくは後述しますが、バーチャルサラウンドでの運用も可能です。以上のことから、初心者よりは一つか二つしかゲームをプレイしないコアゲーマーやプロゲーマーにお勧めのサウンドカードです。

zowie.benq.com

 

オーディオインターフェイス(又はヘッドホンアンプ)+Windows Sonic for Headphonesについて

   今日では、モニターイヤホンやヘッドホンでプレイするゲーマーが増加していることから、この選択肢についても話すべきだと考えました。私は現在、この構成(UR-RT2とイヤホン(ヘッドホン))でプレイしていますが、とても快適にできています。なぜなら、Windows10にはバーチャルサラウンド機能があり、GSX-1000ほどではないけれどそれなりに定位がいいのです。そして、ゲーミングヘッドセットのようにメーカーのソフトウェアに縛られたり、音楽に集中したいときにゲーミングレベルの音質に捕らわれることなく、イヤホンやヘッドホンを選ぶ幅が自由で広いので、この構成でプレイしています。また、プロゲーマーの一部の大会ではサウンドカードの使用が禁止されているものもあるそうで、そういう大会に出る選手はイヤホンを直でつないでいるようです。

 したがって、自由にプレイや音楽に集中するために自分に合ったイヤホンやヘッドホンを見つけたいという方には、マイクは別途必要になりますがこちらの構成をお勧めします。それと私が使用しているUR-RT2のレビュー記事がありますのでも興味があれば参考にしていただければ幸いです。

 

 

fizzricky-device.hatenablog.jp

まとめ

 どうでしたでしょうか?今回は二つのサウンドカードとWindows10のバーチャルサラウンドを利用した構成について話しましたが、私としては初心者は、GSX-1000か私と同じオーディオインターフェイスWindows Sonic for Headphones利用)をおすすめします。また、マイクについては私もどれにしようか悩んでおり、今度購入する候補を絞った過程を載せている記事がありますので、マイクをお探しの方はそちらも参考にしていただければ幸いです。

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