ガジェットやデバイスと戯れて

デバイスとデバイスの沼に落ちていく

ストリーミングウォークマン「ZX507」をレビュー/ZX300と比較してみた

 どうもこんにちは、fizriki🐙 (@Pon_Jako)です。最近コロナやプライベートでいろいろあり忙しく、更新をおろそかにしていましたが、もうそろそろ再開していきたいと思います。

 そこでTwitterではツイートしていましたが、私はe-イヤホンの年末レビューキャンペーンで当選したわけで、まさかの・・・

 

  まさかのZX507が当たってしまったんです!

 ということで、今回は約3か月使用したZX507を初心者ながらレビューし、またZX300と比較していきたいと思います!

 

 ZX507とはどんなウォークマンなのか

 ZX507は、ZX300の後継に当たるモデルであり、従来からの独自OSではなくandroidを搭載し、SpotifyAmazonミュージックHDといったストリーミングサービスに対応した新しい時代のミドルクラスウォークマンです。

 

ZX507(シルバー)の外観


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前面は、光沢仕様の画面になっていてSonyロゴとウォークマンロゴがそれぞれあります。ZX300やWM1Aのように非光沢仕様の画面がいいという声もあるかもしれませんが、スマホのように使える点では光沢仕様もありかなと思います。
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背面はラバーになっていてNFCマークがあります
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右側面には、ウォークマンおなじみの電源、音量、再生停止スキップ、ホールドがそれぞれ独立した形であり、音量+と再生停止ボタンに印として、出っ張りがあります。
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左側面には、今回から採用されたUSBのタイプC端子とマイクロSDスロットがあります。タイプC端子は最近の流行でスマホなどに使われていますから、ケーブルを一本化できるのはうれしいですよね!


ZX300との違い


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  では、旧機種であるZX300とZX507は何が違うのでしょうか。

 外観としては、画面が光沢か非光沢であるかです。ZX300は非光沢であるのに対して、ZX507は光沢仕様であり、好みにもよるのですが高級感はZX300、スマートさはZX507に軍配が上がるでしょう。そして、上面、下面の処理がZX300はヘアライン仕上げであったり、角ばった見た目であるという違いがあります。端子に関してもZX507では、USBのタイプC端子が採用されていますが、ZX300は独自のウォークマン端子です。これは断然ZX507の方が利便性が勝っていると思います。

 OSやバッテリーではZX300は独自OSであるのに対して、ZX507はandroidを搭載しています。このため、利便性やストリーミングサービスに対応しているという点では、ZX507に軍配があがるでしょう。反面、バッテリーでは、独自OSを搭載しているZX300の方が長いです(ZX100はもっと長かったらしい・・・)

 また、OSが違うことによって、USB DAC機能やBTレシーバー機能の有無などがあります。

 音質について

 私は音楽系のレビューは初心者ですが、音質については、どちらも解像度が高く、温かみのある音が鳴っており、分析的に音楽を聴くよりもノリよく音楽に没頭するような聴き方があるDAPなのかなと思います。そして、ZX507はZX300よりも低音が少し強めに出ており、よりドンシャリ感が強くなっていると思います。ですので、低音やベースを聴きたい人にはよりいい選択になるかもしれません。また、ZX507はandroidを搭載していますが、音質の劣化は感じられずZX300と同じかそれより少しいいくらいの音質でした。

安定性について

 ZX507は、androidを搭載しており、サクサクと動作します。反面タスクが多くなると曲が途切れたりすることがありました。それに対して、ZX300は独自OSで起動は遅いですが途切れることなく、安定した動作を行ってくれています。また、ZX507はWi-Fiを付けてタスク量が増えた状態では発熱が結構ありますので、少し心配になることがあったり、バッテリーの減りが早くなったりします。一応、Wi-Fiをオフにしたりすればバッテリーもそこそこ持ってくれるようにはなります。

どっちがいいか

 どちらか一つを選べと言われたら、私はZX507を選びます。発熱やバッテリーの短さ(他メーカーに比べると長い)を指摘しましたが、それでもストリーミングに対応するということは、今の音楽事情では重要なDAP選びの要素であり、また、タイプC端子の採用は利便性の向上という面で一役買っていると思います。さらにZX300は生産完了品ですので、新品を正規代理店で購入してもサポート期間が短いのであまりお勧めしません。もし、あなたがZX300のようにバッテリー持ちがいいこととウォークマンであることにこだわるなら、値段は上がりますがWM1Aをお勧めします。しかし、WM1Aは2020年の秋ごろに新型が出るとのうわさがありますので、そこには注意手しておきましょう。

 

 いかがだったでしょうか?音質については初心者なので、あまり詳しく述べられなかったのは残念でしたが、これからも更新やこういうジャンルの記事も続けていこうと思っています。また、10万円給付があるのでなにかデバイス買おうかなとも思っており、もし買ったら記事にしようと思いますのでよろしくお願いします。

【サウンドカード】一度デバイスの沼に墜ちた者が実際に使用したおすすめのゲーム向けサウンドカード2選!+α

はじめに

 どうもこんにちは、フィズリッキー(FizzRIcky)🐙 (@Pon_Jako)です!今回はこの前のデバイスおすすめ17選で紹介しなかったサウンドカードをお勧めしようと思うのですが、サウンドやサラウンドの質については、体感として感じ取らないとわからないものなので実際に使ったことがある2種類に限定して紹介したいと思います。また、今現在はサウンドカードは手放してオーディオインターフェイスWindows Sonic for Headphonesでプレイしていますので、それについても話していきたいと思ます。

fizzricky-device.hatenablog.jp

 

 なぜサウンドカードがあるといいのか

 PCゲームのプレイにおいて、サウンドカードの役目は低ノイズとサラウンド環境の提供です。通常オンボードから流れる音には電源などから発生するノイズが乗ってしまうのですが、それをサウンドカードのD/Aコンバーターなどの回路を通すことや電源から物理的に距離を置くことによってノイズを減らし、ゲーム内音声の明瞭性を高めることができます。また、ゲーム向けのサウンドカードには一般的にDolbyDTSなどから提供されているサラウンドを搭載していたりメーカー独自のものを使用している場合もある。そして、そのサラウンドを使用することで本来左右しか認識できないゲーム内の音を疑似的に7.1chにすることによって、どの方向から鳴っているかわかるようになります。そのことによってより有利に試合展開を行うことができます。

 

 だがしかし!今回はメーカー独自のサラウンドを搭載したものとサラウンドを搭載していないものを紹介するぜ!

 

SENNHEISER GSX-1000

 今では、PCゲーム向けサウンドカードの定番中の定番となったモデルで、大手のレビュー記事が数多く掲載されているサウンドカードですが、これの何がすごいのかというと、通常のサラウンドではなく独自のバイノーラルサラウンドを搭載しており、同社のGAME ZERO/ONEとの相性がよく、併用すればレインボーシックスシージなどの音が重要になってくるゲームに関して、足音や銃声がミリ単位でわかるという優れものです。ミリ単位というと大げさに聞こえるかもしれないが、体感としてはそれぐらいに細かく聞こえます。そして、この機種の何気にすごいのが本体にDSPを内蔵しており、バイノーラルサラウンドに必要なリアルタイム処理をハードウェア上で行ってくれるのでPCへの負荷が最小限で済み、ソフトウェアも別途必要ということではないところです。また、プリセットに関しては4つまで登録できるので、過去に私が登録していたように「映画用」、「ゲーム用」、「スピーカー」、「音楽」なんていうのもいいかもしれません。ただ、このサウンドカードは、Windows上でビットレート96hzに設定すると音楽モードなり、曲でなっている音の粒立ちがよくなるのでそちらもぜひ試していただきたく思います。

 

 

BENQ Zowie Vital

 このサウンドカードについて、一つ注意しておきたいことがあります。それは、この機種はサラウンド機能がないんです!なぜないのか言うと、このメーカーは、コアゲーマーやプロゲーマーを主なターゲットにおいており、ゲームに関してはCS:GOというゴリゴリなFPSに特に重点を置いているそうで、また、開発当時の一般的なゲーマー向けサンドカードのサラウンドがあまり発達していなかったため、サラウンドよりもステレオにおける音の品質に重きを置いたようです。そして、このサウンドカードは、SENNHEISERのものと比べるとプリセットが一つしか登録できなくて、劣っているように見えるかもしれませんが、そうではないのです!実は買うべきターゲット層がすこしずれているのです!先ほど紹介したGSX‐1000は配線が後ろ側に集中しています。それに対して、Vitalは後ろと前に分かれているので一直線に置くことができ、またコンパクトでケースが付属しているので、持ち運びができます。もうわかったでしょう!このサウンドカードを買うべきは!オフラインイベントに良く参加する人です!そして、このサウンドカードは高温・中音・低音をそれぞれ増やしたり減らしたりできるので、大会などで足音が聞こえにくく感じた場合でも、その場でイコライザーをいじることができます。また、このサウンドカードはステレオ専用ですが、Windows10にはバーチャルサラウンド機能があるので詳しくは後述しますが、バーチャルサラウンドでの運用も可能です。以上のことから、初心者よりは一つか二つしかゲームをプレイしないコアゲーマーやプロゲーマーにお勧めのサウンドカードです。

zowie.benq.com

 

オーディオインターフェイス(又はヘッドホンアンプ)+Windows Sonic for Headphonesについて

   今日では、モニターイヤホンやヘッドホンでプレイするゲーマーが増加していることから、この選択肢についても話すべきだと考えました。私は現在、この構成(UR-RT2とイヤホン(ヘッドホン))でプレイしていますが、とても快適にできています。なぜなら、Windows10にはバーチャルサラウンド機能があり、GSX-1000ほどではないけれどそれなりに定位がいいのです。そして、ゲーミングヘッドセットのようにメーカーのソフトウェアに縛られたり、音楽に集中したいときにゲーミングレベルの音質に捕らわれることなく、イヤホンやヘッドホンを選ぶ幅が自由で広いので、この構成でプレイしています。また、プロゲーマーの一部の大会ではサウンドカードの使用が禁止されているものもあるそうで、そういう大会に出る選手はイヤホンを直でつないでいるようです。

 したがって、自由にプレイや音楽に集中するために自分に合ったイヤホンやヘッドホンを見つけたいという方には、マイクは別途必要になりますがこちらの構成をお勧めします。それと私が使用しているUR-RT2のレビュー記事がありますのでも興味があれば参考にしていただければ幸いです。

 

 

fizzricky-device.hatenablog.jp

まとめ

 どうでしたでしょうか?今回は二つのサウンドカードとWindows10のバーチャルサラウンドを利用した構成について話しましたが、私としては初心者は、GSX-1000か私と同じオーディオインターフェイスWindows Sonic for Headphones利用)をおすすめします。また、マイクについては私もどれにしようか悩んでおり、今度購入する候補を絞った過程を載せている記事がありますので、マイクをお探しの方はそちらも参考にしていただければ幸いです。

fizzricky-device.hatenablog.jp

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ハイエンドながら多機能でクリエイターとゲーマーの双方にお勧めできるゲーミングキーボード!SteelSeries APEX PRO JPをレビュー!

はじめに

どうもこんにちは、フィズリッキー(FizzRIcky)🐙 (@Pon_Jako)です!この前書いたデバイスおすすめ記事に続いてPC家電について書こうと思ったのですが、何について書こうか悩み、ふと手元を見ると、キーボードがあるじゃありませんか!ということで!自分が使っている多機能なゲーミングキーボードを今回紹介したいと思います。また、過去の記事でデバイスのおすすめやRazer Huntsman TEも紹介していますので、そちらもどうぞ!

 

fizzricky-device.hatenablog.jp

fizzricky-device.hatenablog.jp

 

 
今回紹介する気ボードはSteelSries APEX PRO JP!

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SteelSeries APEX PRO JP

 

 

 今回は紹介するのはSteelSries APEX PRO JPです!v( ̄Д ̄)v イエイ

 まず、このキーボードは約3万円します!すごい高いキーボードつまりハイエンドゲーミングキーボードにあたります。そんなSteelSeriesの新たなフラグシップゲーミングキーボードはとにかく多機能で、デザインも良いキーボードだということをこれからお伝えしていきます!

APEX PRO JPの特徴

①磁気ホール式スイッチのを使うことによって、最短0.7㎳のレスポンスタイム(Cherry MX Speedは5.0ms)

②磁気ホール式スイッチを採用したメインで扱うキーは、アクチュエーションポイントが変更可能(0.4㎜から3.6㎜)

有機ELディスプレイを搭載され、一体型コマンドセンターに、設定の調整、プロファイルの変更、およびオンザフライのアップデートの表示に関する便利な情報が表示できる

④航空機級のアルミ合金を使用

⑤プレミアムマグネット式リストレストが付属

⑥専用マルチメディアコントロールとUSBパススルーポート搭載

 

 どうでしょうか?これだけではパッとしないと思いますので、他のメーカーにもありそうな④を除く①から⑥までを順番にみていきましょう。

 

特徴①磁気ホール式スイッチによる0.7㎳という驚異の反応速度!

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APEX PROの磁気ホール式キースイッチ

 この磁気ホール式スイッチは「OmniPointスイッチ」は、従来のメカニカル式や赤外線を使った昨今流行りの光学式スイッチとも異なる磁気センサーを利用したスイッチです。難しい技術なので簡単にしか言えませんが、キーを押し込むことによって磁力が変化し、その変化をセンサーが読み取って作動するといったところでしょうか。なんか押し込むことによって静電容量式スイッチの磁石版といった感じですね!

 この技術によって、光学式と同じように理論上チャタリングがなく、また、反応点を自由に変えることができるのでアクチュエーションポイントを自由に設定できます。

※OmniPointスイッチが使われているのは半角キーから右Ctrlまでの範囲です。

特徴②キースイッチの反応点(アクチュエーションポイント)が変更可能

 OmniPointスイッチは、アクチュエーションポイントが変更可能でソフトウェア、ハードウェア両方で変更可能です。

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SteelSeries Engine3

  SteelSeriesのソフトウェアではこのように表示されており、キー全体だけでなくキー単体でも変更可能です。また、プリセットとして特定のソフトウェア起動時に自動で切り替わるようにできるので、普段の作業に使うのに深くアクチュエーションポイントを設定したプリセットゲーム用に浅く設定したプリセットの両方を用意すると、日常の作業とゲームのキーボードを一つにまとめることができ、わざわざキーボードをとっかえひっかえしたり、アクチュエーションポイントの不自由さに悩む必要もなくなるのです。また、0.4㎜から3.6㎜までの広い範囲で調整可能です。

特徴③キーボードなのに有機ELディスプレイ搭載!

 APEX PROはキーボード左上に小さくはありますが、ディスプレイを搭載しています。このようにゲーミングデバイス有機ELディスプレイを搭載するのは、SteelSeriesの十八番のようで、ヘッドセットやマウスの上位モデルには従来から搭載されていました。しかし、キーボードはこれが初めてになります。APEX PROでは普段はGIF画像や写真にもあるようなマーク程度の低解像度な画像を普段は表示し、ハードウェア上でイルミネーションやマクロ、設定などが画面上で表示しながら設定可能です。

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イルミネーションやアクチュエーション設定など表示可能


特徴⑤⑥プレミアムマグネット式リストレストが付属し、専用マルチメディアコントロールとUSBパススルーポート搭載!

 APEX PROはメディアキーと音量ホイールを搭載し、USBパススルーポートは白色LEDが内蔵されており、暗い部屋でも見つけやすく設計されています。また、リストレストはマグネットでくっつけるタイプなので取り外しが楽で快適です。

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マルチメディアキー、白く光るUSBパススルーポート、そして本体にリストレストを付けた状態

実際の使用感

 使用感としては、スイッチは押すとすっとそこまで落ちるリニアなタイプで、音に関しても、キーが埋まったデザインと比較するとうるさく感じるかもしれませんが、フローティングデザインとしては普通の音の大きさです。ゲームのプレイに関しては、私はレインボーシックスシージやオーバーウォッチをやっていますが、プリセットでキーのアクチュエーションポイントを浅く設定しているので、反応が早く移動も手を押した瞬間に反応してくれるので、ゲーム内でのリーンなどの動作が軽快に行うことができます。そして、私はブログなどの作業もするのでフルサイズを選びましたが、普段の作業ではアクチュエーションポイントを深く設定しているので、Huntsman Eliteなどの反応点が浅いキーボードよりも誤打が少なくなりました。また、最近ではどのメーカーもがっつりゲーミングスタイルよりはスタイリッシュさを好む傾向にありこのモデルもゲーマーだけでなくクリエイターにも似合う見た目だと思いました。

まとめ

 APEX PRO JPは値段が3万円とかなりのハイエンドキーボードに当たりますが、有機ELディスプレイやアクチュエーションポイントの変更など実用的な機能が豊富で、値段が高いだけのブランドものではなく、また、誤打を防ぎたいクリエイターと反応点が早い方がいいゲーマーの両方におすすめでき、また、ゲーマー兼クリエイターにはぜひとも使っていただきたいキーボードであると感じ、私としても手放すことなく末永く愛用していきたいと思いました。

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初心者だけでなくコアゲーマーにもおすすめ!一度沼にハマった者が勧めるゲーミングデバイス17選!

はじめに

 どうもこんにちは、フィズリッキー(@Pon_Jako)です!最近は少し収まりましたが、どれも自分に合っていないと思ったり、デバイスが私に追いついていないんだという変な考えまでもってしまい、ゲーミングデバイス沼(特にキーボード)にハマってしまうなんてことがありました。この記事を見に来る方には、初めてでどんなゲーミングデバイスを買えばいいのかわからないという方もいるかもしれません。そこで、初心者の方やこれからゲーミングデバイスをそろえようとしている方、新年や新生活でデバイスを一新又は購入しようとしている方に、私がおすすめに思ったものをデバイスの種類ごとに3つ又は4つずつくらい紹介したいと思います。是非参考にしていってください。また、ここでおすすめするものの中には独断と偏見によるものもあるのでそこはご了承ください。

 

サウンドカードについてはこちら

fizzricky-device.hatenablog.jp

 

 

ゲーミングデバイスを必要とする理由

  これはある程度お調べになっている方には必要ないのですが、初心者の方のためになぜゲーミングデバイスが必要となるのか軽く解説したいと思います。まず、ゲーミングデバイスと一般のマウスやキーボードには、大きな違いがあります。それは、応答速度です。特にこれが影響してくるのは、マウスとモニターで、モニターでは1ms、マウスでも、レポートレートが1000khつまり1msのものが主流になっています。ただでさえ早いレスポンスが要求されるMOBAやFPSにおいて、一般的な応答速度のマウスやモニターと高速な反応速度のマウスやモニターではバイス面で有利不利ができてしまいます。また、視点操作に関しても通常のマウスやモニターでは時にもっさり感じてしまうかもしれません。その点でゲーミングデバイスを買うことは、短距離走でいうところのスタートラインに立つということなのです。

 また、モニターにおけるリフレッシュレートも同様です。リフレッシュレートはよくアニメやパラパラ漫画に例えられますが、1秒間に表示できる数がより多ければ多いほど、より滑らかに動きやカーソルが描写され、エイムがしやすくなったり、敵の動きを視認しやすくなります。

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ゲーミングマウスのおすすめはこれ!

Razer DeathAdder V2 

 Razerが販売している最新のゲーミングマウスです。旧型のEliteを私は所有していますが形状も手にフィットしやすく設計されています。また、Eliteと比べると新製品のため優先タイプとしては価格は少し高めに設定されていますが、軽量化され、ケーブルの柔軟性が向上したSpeedflexケーブルを採用しており、同メーカーのViperと同じく操作性に定評のあるケーブルです。そして、このモデルは光学式スイッチを採用しており、マウスのクリックの応答速度が速いです。また、センサーも新しく「Razer Focus+」を採用しており、2万DPIと650IPSのトラッキング速度を有しています。しかし、私はトラッキング速度は早ければ早い方がいいと思うが、他の製品にも言えることで、2万DPIまで必要かといわれるとそうではないことが多くDPIに関しては数字が高いからこの製品が良いとは言えないのでそこは注意しておきたい。(ちなみに私は非ADS時に振り向き約25センチのローセンシプレイヤーで800DPIでプレイすることが多いです)

 

 ②Logicool G G703h

 Logicoolはワイヤレスゲーミングマウスに力を入れているメーカーで同メーカーのG900が発表されたときはその遅延のなさから世界的に話題になり、私もG900,903を使用していました。その現行の下位モデルとして販売されているG703hはワイヤレスの安定性はもちろん、遅延もほとんど感じないでしょう。また、Hero 16Kオプティカルセンサーを採用しており、RGBライトなしだと最大で60時間稼働できます。値段も手ごろでワイヤレス化できるので初心者にもお勧めです。

 

 ③Logicool G Pro Wireless

 ゲーミングマウスのおすすめ記事でこれは外せないでしょという機種になります。この機種は、各メーカーが有線マウスの軽量化を進める中、ワイヤレスマウスで80gという軽量を成し遂げたマウスとしてプロアマ問わず人気が出たモデルです。私もこのモデルを使用しており、G900シリーズやDeathAdder Eliteと比べてもかなり軽く感じますのでゲームのプレイも快適に行えています。また、バッテリーもHeroセンサーを搭載しており、G703hと同様ライトなしで60時間稼働できます。形状に関しては左右対称型ですが、背が低く滑らかな曲線で成型されており手にフィットしやすく、つまみ・つかみ・かぶせ持ちのどれとも相性がいいと思います。ただ欠点を一つ上げるならば、マウスのクリックが微妙に軽く感じてたまに誤打してしまうことでしょう。しかし、マウスクリックの軽さという欠点はありますが、総合的にはかなり完成度の高いマウスなので、予算に余裕があれば買いだと思います。

 

 ゲーミングキーボードのおすすめはこれ!

Logicool G PRO X 

 Logicool GのプロシリーズのテンキーレスキーボードでXでは3種類のキースイッチがあり、そのうち2種類が別売りされています。なので、最初についてくるクリッキーなスイッチが気に入らなければ別売りのキースイッチに交換するだけで違う打鍵感のキーボードに早変わりします。したがって、ケーブルが脱着式でオンボードメモリを搭載し、その上で別売りのキーを一種類一緒に買っても18,000円くらいですから、かなりコストパフォーマンスのいいキーボードなのではないでしょうか。

 

 ②Razer Huntsman Tournament Edition - Linear Optical Switch

 Razerから販売されている光学式スイッチを採用したテンキーレスキーボードです。光学式スイッチが採用されており、スイッチのチャタリングが理論上なく、高速入力が可能なモデルで値段もRazer製品にしてはコスパが高い部類といえます。また、使用感や外観については過去記事がありますのでそちらを参考にどうぞ。

fizzricky-device.hatenablog.jp

 

 ③Corsair K70 RGB MK.2 LOW PROFILE RAPIDFIRE MX SpeedKeyboard

 Corsairといえばキーが浮いたデザインが有名です。今では各社それぞれこのデザインを採用していますが、最初にこのデザインのゲーミングキーボードを作ったのはこのメーカーなんです!また、Corsairはキースイッチで有名なCherryMXとは最新モデルを一時的な次元付ではありますが、他のメーカーよりも先に使用できるという契約が結ばれているようで、最新キースイッチが体験できます。このモデルに採用されているスイッチもかなり新しくロープロファイルつまりキーの背が低くなっており手首に負担がかかりにくくなっています。また、ロープロファイルとしてキーのストロークが短いうえにSpeed軸なのでかなり反応速度が高いです。ヘアライン仕上げのアルミ筐体にフローティングデザインでかつ信頼性の高いCherryMXのロープロファイルときたらかなりおすすめの逸品ですよ!

 

 ④SteelSeries  Apex Pro JP

 SteelSeriesの最新フラグシップモデルのキーボードで値段的にもかなりのハイエンドキーボードです。このキーボードは、メインで使うキーにメカニカルキーや最近はやりの光学式スイッチではなく、磁気ホールスイッチという独自のスイッチを搭載しており、キーが反応するポイント(アクチュエーションポイント)を変更することができます。また、同社のソフトウェアを使用することでゲームやアプリが起動するとプロファイルが自動で切り替わるようにできるので(この機能は他のメーカーにもある)、これを利用して普段作業時は誤打を抑えるために深めにして、ゲームの時は早い反応速度が欲しいので浅くするという風に使い分けることができる。私も今現在これを使用しているがこの機能は非常に便利で、また、光学式スイッチと同じく理論上チャタリングがないので末永く使えると思います。そして、このモデルのテンキーレスモデルも発売されているが、私はブログ執筆などの作業もするので、フルサイズの方をお勧めしたい。

 

詳しくは、レビュー記事でどうぞ!

fizzricky-device.hatenablog.jp

 

 マウスパッドのおすすめはこれ!

SteelSeries QCK

 値段も手ごろでプロアマ問わず人気なQCKシリーズです。このシリーズは大きさや分厚さなどいろんなモデルがあるが、とりあえずは通常版をお勧めする。なぜならマウスパッドはマウスやキーボードに比べて値段も安く消耗品なので、合わなかったら他のモデルに買い替えれば済むからです。また、このシリーズはたまにLimitedモデルが販売されることがあり、私が使用している幾何学模様でシルクのような滑りのモデルや、プロチーム、ATARIロックマンモデルといったものがあるのでそちらを選ぶのもいいかもしれない。

 

【 国内正規品 】 SteelSeries QcK DeToNator Edition 63833 マウスパッド

【 国内正規品 】 SteelSeries QcK DeToNator Edition 63833 マウスパッド

  • 発売日: 2019/06/28
  • メディア: Personal Computers
 
【 国内正規品 】 SteelSeries QcK Mini Rockman Edition 63393 マウスパッド

【 国内正規品 】 SteelSeries QcK Mini Rockman Edition 63393 マウスパッド

  • 発売日: 2019/02/28
  • メディア: Personal Computers
 

 

 ②Logicool G G640r

 これは大きめのサイズのマウスパッドで滑りがいいのでローセンシプレイヤーにおすすめ。

 

 ③Logicool G POWERPLAY

 これは特殊なマウスパッドで、Logicool Gのワイヤレスゲーミングマウスでこの商品に対応しているものでなければ使用できないが、対応していればマウスパッドに置くだけで自動でワイヤレス充電してくれるので便利です。また、ゲームでマウスを使用しながらも充電でき、表面もクロスとハードが同梱されているため自分に合っている方が使用可能です。ただ、欠点として、値段の高さと大きさが他のマウスパッドでいうところの中サイズなので、特にローセンシプレイヤーは注意が必要です。

 

 ゲーミングヘッドセットとモニターイヤホンのおすすめはこれ!

Logicool G G433

 Logicool Gのコスパがいいヘッドセットといえばこれ!本体がスポーツメッシュになっており、長時間装着していても蒸れにくい設計になっている。また、カラーバリエーションも多くマイクを外せば、カジュアルなヘッドホンとして使えるので初心者にお勧めです。

 

 ②HyperX Cloud Alpha

 このヘッドセットは密閉型のヘッドセットで且つレザーパッドを採用しており、密閉感が強めのヘッドセットです。そして、このヘッドセットはアナログ接続しかできないが、定位の良いサウンドカードと併せるとこのヘッドセットの定位の良さと相まってかなり正確なサラウンドが体験できる。また、持ち運び用のバッグもついているのでオフライン大会に出るような人にもおすすめのヘッドセットです。

 

 ③SENNHEISER GAME ZERO/ONE

 ゼンハイザーのゲーミングヘッドセットでコアゲーマーから愛されている往年の名器といってもいいヘッドセットです。元が同社のオーディオ用ヘッドホンHD500シリーズにマイクを付けたような製品なので、装着感と音がよくサラウンドの定位も同社のサウンドカードGSX-1000と併せるとミリ単位の感覚で音の方向がわかるぐらい優秀なヘッドセットです。また、ZEROは密閉型で、ONEは開放型なので使う場所やゲームによってモデルを選べるのもポイントです。

 

 ④SENNHEISER IE40 PRO

この製品はモニターイヤホンなのでマイクはありませんが、近年プロアマ問わずゲームにおいてモニターイヤホンを使うプレイヤーが増加しているので一機種だけおすすめさせていただきます。私はこれの上位モデルであるIE400 PROをゲームで使用することがありますが十分プレイできるくらいには定位がよく、ヘッドセットと違い蒸れたり、側圧の心配がないので、イヤホンプレイは一度は体験していただきたいと思っています。ただ、マイクは別で買わないといけないのでそれだけ注意していれば大丈夫だと思います。

 

 ゲーミングモニターのおすすめはこれ!

BENQ ZOWIE XL2411P

応答速度が速く リフレッシュレートが144hzなのでコスパがよく、使用者が多いモデルです。モデル名にPがつくようになって、ディスプレイポートが追加されているので、Pがないモデルにはないので注意しましょう。

 

 ②BenQ  ZOWIE XL2430

XL2411Pの一つ上のモデルで、見た目がすっきりしたのとプリセットを登録することができるリモコンが付属しています。出っ張りがないのでデスク回りをすっきり見せたい人や作業とゲームで違うプリセットを割り振り、瞬時に切り替えたい人にはお勧めのモデルです。

 

BenQ  ZOWIE XL2546

 先の2モデルと違うのがDyACという機能とリフレッシュレートが240hzに対応しているところです。ちなみにDyACとは、パラパラ漫画に例えるとページが変わるごとに黒い画像を差し込むことによって残像を減らし、ゲームプレイに明瞭性を与えてくれる機能です。私は144hzのXL2536を使用していますが、この機能を実際に使用すると銃の射撃などで画面がぶれるシーンでも残像が少なく、敵を視認しやすく感じました。また、値段も高めですが長くかつコアにやりたい方にお勧めのモニターです。

 

 まとめ

 いかがでしょうか?他の紹介サイトと違いかなり私見を交えて紹介させていただいたつもりですので、他サイトと比べると違和感があるかもしれません。しかし、できるだけ最近発売されたものを選んでおり、あまりにも変わったデバイスを紹介しているわけではありませんので、少しは参考になると嬉しいです。ちなみにこの中でのおすすめは、Logicool G PRO WirelessとRazer Huntsman TEです。そして、サウンドカードについては書ききれませんでしたが、またいずれ書きたいと思います。

 

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PC(ゲームやDTM)で使うマイクをどれにするか悩むので候補を絞って検討してみた!

 

はじめに

どうもこんにちは!フィズリッキー(@Pon_Jako)です。最近BLUE Yetiの端子が接続不良でマイクが勝手にミュート状態になったりして困っているんですよね。そこで今回は、PCでゲームやDTMをする上で必要なこともあるマイクについてどれにしようか悩んでいるので候補を絞っていく感じの記事でいこうかと思います。

 

 私のマイクの使用用途は二つあって一つ目にゲームでの通話、そし二つ目にDTMでも使えたらなあってのがあります。二つ目に関してはメインではないので一つ目の理由に重点を置きつつDTMでも使えるようなものを選んでいこうと思います。

 コンデンサーマイクダイナミックマイクについて

 まずマイクにはダイナミックマイクコンデンサーマイクがあるので自分の部屋の環境も踏まえつつ見ていきたいと思います。私の部屋は冬場はそこまで湿度が高くないのですが、夏場は非常に湿度が高く、60%を超えるので湿度に弱いコンデンサーマイクの場合、夏場から秋にかけてハードケースに保存する必要があります。したがって、その期間はほとんど使用不可と考えていいでしょう。

 そして、ダイナミックマイクに関しては、耐久性があるのでたぶん大丈夫だと思います。しかし、ダイナミックマイクにはカーディオイドとスーパーカーディオイドで悩むのでそれについては後で書きたいと思います。

 コンデンサーマイクの候補

 そこで、まずはコンデンサーマイクの候補を絞っていきたいと思います。予算はダイナミックマイクも同じで35000円までにします(これくらいあれば不自由なく候補選べるので(;^ω^))。

audio technica AT4040

 オーテクの定番マイクですね。値段も予算より3000円くらい安くていいと思います。また、使っている人も多くレビューを見ても安定性が高そうなマイクですね。また、下位モデルの2050が25000円くらいなので7000円くらいの差なら4040を選んでもいいかもしれません。

 

audio-technica サイドアドレスマイクロフォン AT4040
 

RODE NT1-A

  ゲーム実況者にも使う人が多くいるRODEの定番コンデンサーマイクですね。高域に特徴があるみたいですが、宅録には十分な性能なようで、約2万円という値段でショックマウント、ポップガード、ケーブルなどがついてくるのはかなりコスパ良いですが、ハードケースがついてないのが私にとって面倒かもしれません。ただ、最悪の場合ヨドバシで買った巨大タッパみたいな保存容器があるので一応候補に入れておきます。

 

 

 コンデンサーマイクはこの辺りがよさげですね。オーテクに関しては下位機種も念頭に置いときましょうか。

ダイナミックマイクの候補

では、次はダイナミックマイクですね。こいつらは耐久性も高く、湿度にも強いので購入候補としては優秀かもしれません。では見ていきましょうか。

SHURE SM58

 ダイナミックマイクといえばこれは外せないでしょう。頑丈で、湿度に強く、コストパフォーマンスがよくVC用マイクとして購入する人も少なくはないでしょう。ただ、DTM用となるとこのSM58の性能を引き出すには単体のマイクプリがないと厳しいとの意見がTwitterなどでも見受けられました。その場合、単体のマイクプリだとFocusrite ISA ONEのようにそれなりの値段がするので予算を超えてしまいそうです。

 

SHURE ダイナミックマイク SM58 スイッチ無し SM58-LCE 【国内正規品】

SHURE ダイナミックマイク SM58 スイッチ無し SM58-LCE 【国内正規品】

  • 発売日: 2000/10/01
  • メディア: エレクトロニクス
 

SHURE BETA58A

  この機種はSM58の上位機種でカーディオイドがスーパーカーディオイドになったことで正面の狭い範囲からしか拾わなくなったモデルで、音質も向上しています。一見すると、音質も向上し、狭い範囲でしか拾わないのであればこれで良くねってなりますがしかし狭い範囲で音を拾うということはマイクを目の前まで持ってこなければならず、人によっては邪魔になるかもしれません。ですが、DTMにおいてはハウリングが抑えられるらしいので悩むところです。

 

SENNHEISER E945

  これも候補に一応入れておきます。BETA58Aと並ぶ機種で評価も高いので結構よさそうです。

 

 

まとめ

 どうでしたでしょうか。とりあえずこの5機種に絞ってみました。「全然絞れてねーじゃん!」という方もおられるかと思いますが、まだ購入まで少し余裕がありますのでこれでお許しをということでお願いします。そして、この中で特に気なってるのは、やはりSM58とAT4040です。SM58の場合物欲があふれ出し、マイクプリに手を出したくなってしまいそうです。AT4040はコンデンサーとしてのあこがれですね。今後この候補の中からマイクを選ぶことにしようと思っていますので、もし選ぶ過程が同じ蘇秦社の方に参考になればうれしいです。

 

 

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Neveのトランスフォーマーを搭載しながらもコスパのいいオーディオインターフェイス!Steinberg UR-RT2をレビュー!

 はじめに

 どうもこんにちは、FizzRicky(@Pon_Jako) です!20代になって、これまでやったことがなかった音楽をしたくなり、今年になってベースやDTMを始めたわけですが、それに併せて購入したオーディオインターフェイスを紹介したいと思います。

 

オーディオインターフェイスとは

 まず初めてオーディオインターフェイスを調べる人は、なんぞやってなりますよね?それについての簡単な答えを示しておきたいと思います。

 

 オーディオインターフェイスとは、パソコンにマイクやシンセサイザーエレキギター・ベースなどの楽器の音を取り入れるための機械であり、また、PCからの音や取り込む音を再生する機能を持つものが今日では一般的です。

  そして、PCとオーディオインターフェイスと楽器のつなぎ方としては以下のようになるのが一般的です。

       

      PC⇔オーディオインターフェイス←楽器

                                                      ↳モニターヘッドホン又はモニタースピーカー

今回買ったUR-RT2とは

 今回買ったオーディオインターフェイスSteinbergのUR-RT2です!この機種は、オーディオインターフェイス界隈では有名なFocusriteを作ったルパート・ニーヴさんが現在所属するRupert Neve Designs社のトランスフォーマーを搭載したものになります。このトランスフォーマーが音質にどんな影響を与えるのかは後にみてみるとしてまずは外観を見ていきましょう。

 

 

 

UR-RT2の外観

 

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UR-RT2の前面

 UR-RT2の前面にはXLRとTRSのコンボジャックが二つあり、その左側には隠れていますがHi-ZボタンがありTRS端子でギターなどを使う際にハイインピーダンスののもでも使用可能になります。また、48vファンタム電源はオンにするとマイク/ライン1と2に電流が流れますがTRS端子には流れませんので、コンデンサーマイクを使いながらも安心してギターやベースが使えますね。

 そして、真ん中にはゲインのつまみが二つとその上にはRNDトランスのオンオフスイッチがあります。

 右側にはヘッドフォンの出力調整用つまみとパソコンへのアウトプットのつまみ、そして、ダイレクトモニター兼パソコンからの音声出力が可能なヘッドフォン端子があります。ちなみにヘッドホンはAKG K712PROをカールケーブルで繋げています。

 

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UR-RT2の背面

  背面には、左から電源ボタンやACアダプタをつなげる端子、USB2.0、ファンタム電源のオンオフスイッチ、MIDIのインアウト、メインアウト(R、L)、ラインインプット(3、4)があります。

使用感や音質

 まず使用感といっても、オーディオインターフェイスが初めてなので、これと言って使いにくいとか使いやすいとかありませんが、強いて言うなればデスクと並行に置くことになるので、こういうタイプのオーディオインターフェイスは置く位置によっては屈んでスイッチがどれかとか見ることになってしまうのでTascam製品などのように少し上向きになってればありがたいのかなと思いました。また、通常のUR22Cなどに比べゲインなどのつまみが小さいので人によっては使いにくいかもしれません。

 使用感について、少し欠点となりえることについて話しましたが、次に音質を見ていきましょう。

  まずヘッドホンアンプとして使った場合の音質ですが、そこまで悪くなく、ノイズはほとんど感じなく、味付けがないTHEモニターといった感じでした。このことから、この製品には、値段からトランス分を差し引いてもそれなりに良いDACが内蔵されていそうです。

次にRNDトランスフォーマーのオンオフの違いでについてです見ていきましょう。そこで、あまり参考になるかはわかりませんが、ツイッターに私が上げたものがありますのでまずはこれを・・・

 

 どうでしょうか?正直自分が下手すぎるのと動画の質が悪くてトランスのオンオフの違いが分かりにくかったです。ですのでYouTube上にあった動画も貼っておきますね。

 

 


UR-RT4  RNDトランスサウンド

 こちらの動画は公式のものですが、オンにした時にすこしはっきり聞こえたのと前に出てくるような感じがしました。このことから、作曲の一部で味付けを変えたりするのに曲のサビだけオンにするとか面白いかもしれません。

まとめ

 以上のことから、私としてはほとんど違いを感じませんでしたが、Neveのトランスが積んであるというのは価格的には珍しいことであり、見た目も他のモデルより高級感があることから所有欲を満たしてくれるミドルクラスだと思いました。また、少し前までオーディオインターフェイスといえばこの価格帯は、Focusrite Clarettくらいしかなく、低価格帯のものがほとんどでしたのである程度売れる製品だと思います。

 したがって、これまで低価格帯のものを使用してきた人やこれから始めたいけど少しいいものが欲しいという人におすすめできるオーディオインターフェイスだと感じました。

 

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スタイリッシュでモダンな見た目のLAMY2000(EF)をレビュー!

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はじめに

 どうも、ガジェットだけでなく文具も好きなフィズリッキー(FizzRIcky)🐙 (@Pon_Jako)です。最近考えを紙にアウトプットするようになってきてブログのアイデアをいくつかストックしているのですが、今回から数回にかけて、私がこれはおすすめできるというような万年筆を数本紹介したいと思います。そこで今回は舶来ものにしては豪華すぎず、モダンでスタイリッシュかつリーズナブルな金ペンの「LAMY2000」を紹介したいと思います。

 

まずLAMY2000とは

1966年に登場した、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。バウハウスの影響を受けたデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーの手による秀逸なデザインは、40年以上の時を経た現在でも決して色褪せることなく、ラミーデザインの原点を伝える永遠のロングセラーとなっています。

引用:http://www.lamy.jp/2000.html


外見とインクの吸引について
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▲LAMY2000にキャップを付けた状態です。クリップはステンレス、軸は樹脂になっています。また、全体的にヘアライン加工がなされているため、とても高級感があります。
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▲キャップを外した状態でペン先のほうを拡大した写真です。ステンレスでできた首軸と樹脂の同軸との間に段差はなく、またこのペンはパチッとはめる嵌合式ですが出っ張りが本当に小さな金属の点なので目立たず一体感があります。そして、ペン先は通常使われているものと違いフーデッドニブといわれるペン先なのでボールペンのように小さく見えますが、インクフローは十分です。
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▲自分がLAMY2000で使っているインクです。このインクはLAMYのCrystal InkシリーズのBenitite(ベニトアイト)という鉱石をモチーフにしたインクで、ブルーブラックというよりはブルーグレーに近いインクです(写真は使用感の所で載せます)。それと、このベニトアイトだけ一般用紙で耐水性が高く裏写りしにくいドキュメントプルーフらしいです。また、このペンはインク吸入式なのでペンのお尻を回して中にあるピストンを下げた状態でインクにつけまたお尻を戻すことによってピストンが戻りインクが中に入るという仕組みになっています。      

使用感

 まず書き味ですが、純正ブルーブラック(以下純正BB)とクリスタルインクの両方を使用しましたが、個人的にロディアRでは純正BBの方がヌラヌラかけて、クリスタルインクのほうが渋く感じることもありました。これに関しては、紙の質によっても左右されると思いますので、今後、ほかの用紙でも試したいと思います。

 次に、ペン先のしなりは14金ペン先ですが、露出しているペン先がとても小さいので「ほんのちょっとしなるかな」っていう感じで、普通の万年筆よりもボールペンの感覚に近いです。それと、ペン先の左右の許容度は狭いので傾けて書くとかすれることもあるのでそこは注意すべきだと思いました。

 そして、持ちやすさに関しては、手前から真ん中にかけて膨らみ、ペン先に行くにしたがってしぼんだ形になっており、太さもちょうどよく持っていて安定感があります。このホールド感と嵌合式のおかげで、ボールペンのようにサッと取り出して書くということがしやすく感じます。

まとめ

 以上のことから、見た目も豪華すぎずスタイリッシュで立場や場所を選ばず、ボールペンのようにサッと書くことができ、かつ万年筆特有のヌラヌラが楽しめる万年筆だと思います。また、ほかの万年筆よりもペン先を傾けるとかすれやすいという特徴はありますが、そういったデメリットよりも書きやすさ、見た目、そして手に入れやすさというメリットが上回っており、これから金ペンを使いたいという人やほかの舶来が高く感じる人にはおすすめの逸品です。
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▼「LAMY2000(EF)」ヨドバシドットコム

https://www.yodobashi.com/product/100000001000804028/


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